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クラシック音楽の有名な作曲家 ハイドン編

クラシック音楽の作曲家 ハイドンの名曲とは?

「クラシック音楽」と聞くと、すぐに[私はクラシック音楽は苦手・・・」

とか「クラシック音楽はむずかしくてイヤ・・・」と敬遠する人がいるようですが、

私たちの周りにはクラシック音楽のメロディがあふれているんです。

よく耳にするところから紹介します。

「え〜、この曲もクラシックだったの?」というのがたくさんあるはずです。



今回はハイドンについてです。

ハイドンのフル・ネームはフランツ・ヨゼフ(ヨーゼフ)・ハイドンといいます。

ハイドンは1732年3月31日、北オーストリアのローラウというところで生まれました。

彼の家は音楽家系ではなかったのですが、幼い頃から歌が上手で8歳のときに、シュテファン

大聖堂付属の聖歌隊に入隊しました。

17歳で変声期を迎え、聖歌隊を解雇されたあと、生活のためにヴァイオリニストや音楽教師

など、手近な仕事をしながら悪戦苦闘の日々を送ったそうです。

48歳頃になって、彼の作品がヨーロッパ各地で出版・演奏されて、作曲家としての名声

が次第に大きくなっていったということです。

1809年に77歳で亡くなるまでに、108曲と2組の断片楽章が確認されています。

バッハ、ヘンデルのバロック時代のあと、ハイドンはウィーンを舞台に、モーツァルト、

ベートーヴェンとともに「ウィーン古典派」として活躍しました。

古典派音楽の確立者として[交響曲の父」「弦楽四重奏の父」と呼ばれました。



今回は名曲4曲を紹介します。



「交響曲第94番《驚愕》」 

   第2楽章で、不意打ちのように突如鳴り渡るオーケストラのトゥッティ(総奏)
   から、この名前がつけられたということです。(びっくりシンフォニーの名前
   で知られています。)
   居眠りしている聴衆を目覚めさせるための演出といわれています。
   1回目のイギリス旅行中に作曲された交響曲だそうです。


「交響曲第101番《時計》」 

   第2楽章の伴奏のファゴットと弦によるリズムが、時計の振り子にそっくりだった
   ことからこの名前がつけられたということです。
   ハイドン交響曲の円熟度の高い傑作といわれています。


「オラトリオ《天地創造》」 

   晩年のハイドンが作曲家としての全生命を注ぎ込んだ入魂の一作だそうです。
   ロンドンでヘンデルのメサイアを聴いて感動し、3年の歳月をかけて作曲した
   ということです。


「おもちゃのシンフォニー」 

   この曲は、ハイドンの曲と言われていましたが、実はモーツァルトの父である
   レオポルト・モーツァルトの曲なんだそうです。
   ご存知でしたか?



ピアノを習っている人にとっては、ハイドンというとソナチネやソナタでおなじみ

ですね。このソナタ形式を完成させたのがハイドンです。

この形式が登場したおかげでクラシック音楽は大きく発展したんだそうです。


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