クラシック音楽の有名な作曲家 モーツァルト編
クラシック音楽の作曲家 モーツァルトの名曲とは?
「クラシック音楽」と聞くと、すぐに[私はクラシック音楽は苦手・・・」
とか「クラシック音楽はむずかしくてイヤ・・・」と敬遠する人がいるようですが、私たちの
周りにはクラシック音楽のメロディがあふれているんです。
よく耳にするところから紹介しますね。
「え〜、この曲もクラシックだったの?」というのがたくさんあるはずです。
今回はモーツァルトについてです。
ご存知でしょうがモーツァルトのフル・ネームはヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
といい、今年は生誕250年にあたります。あちらこちらでそれを記念していろいろな催し
が行われていますね。
「彼ほど私生活の細部までわかっている作曲家はいないであろう」と言われていますが、
それは膨大な量の手紙が残されているからだそうです。
ここ数年《モーツァルト・ブーム》が続いていますが、それは・・・
1.リラックスできてストレスがたまらない
2.子どもの情操教育に良くて頭も良くなる
3.モーツァルトの曲を聴かせると鶏がたまごをたくさん産んだり、搾乳の量が多くなる
4.モーツァルトの曲を聴かせると果物の糖度が上がって美味しくなる
などの、いわゆるモーツァルト効果が注目されたせいもあるでしょうが、最大の理由は
「音楽がすばらしいから」ということにあるようです。
モーツァルトは、35年という短い生涯に600曲以上も作曲しており、「神童」と呼ばれて
います。
今回は数ある名曲のなかから最もポピュラーな4曲の紹介です。
管弦楽曲 セレナーデ第13番《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》
モーツァルトの代名詞的な人気作品で、題名を知らなくてもメロディを聴くと「ああ、
この曲か・・・」とわかるほどポピュラーな名曲です。
交響曲 第40番ト短調 K.550
41曲ある交響曲のなかで、よく耳にする名曲です。モーツアルトは32歳のときに
6月〜8月の間に交響曲を3曲(第39番〜41番)完成させたそうです。
オペラ 《フィガロの結婚》 K.492
オペラ・ブッファ(大衆的喜劇オペラ)不朽の名曲。フィガロとスザンナの恋に
ちょっかいをだす伯爵、そしてそれを出し抜いて結婚する2人の物語です。
全然関係のない話ですが、うちの主人はモーツァルト通ではありませんが、この曲
だけは(イントロあてクイズのように)最初の「ジャン!」でフィガロの結婚だ、と
わかるそうです。(笑)
ピアノ・ソナタ 第11番 《トルコ行進曲付き》 K.331
第3楽章に有名な《トルコ行進曲》をおいた、モーツァルトのピアノ・ソナタでは一番
ポピュラーな人気をもつ名曲です。ただし、変奏曲を冒頭に置きソナタ楽章を持たない
など、ピアノ・ソナタとしては変則的な内容の曲です。
この曲は、安田祥子&由紀さおり姉妹がカバー(?)して歌っていることでも有名です
よね。そうです。あの「♪ティアララルン、ティアララルン」です。