ピアノ教室では教えないクラシック音楽の有名な作曲家の裏話 ヘンデル編
ピアノ教室では教えないクラシック音楽の作曲家 ヘンデルの裏話とは?
「クラシック音楽」と聞くと、すぐに、「私はクラシック音楽は苦手・・・」と
敬遠する人がいるようですが、ピアノ教室や学校の音楽の授業でも教えてくれないような、おもしろいお話を
お教えします!
今回はヘンデルについてのお話です。
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルは1685年、バッハより1ヶ月早くドイツのハレに生まれました。
宮廷医師の父を持ち、オルガニストに音楽教育を受けてオルガニストとして活躍するようになります。
父の希望もあって大学では法律を学びますが、反対を押し切り音楽家になろうと決意。21歳で当時音楽の本場であったイタリアでオペラを徹底的に学びます。
1710年25歳の時、ロンドンへ渡り2週間で書いたオペラ《リナルド》が大成功し、一躍有名になりました。
イギリス国王ジョージ1世の庇護を受け、大貴族たちからは年金を与えられて、1723年38歳でイギリスに帰化し、 名前もイギリス風に改名したそうです。
ところで、ヘンデルは生涯独身でした。生まれが1ヶ月違いのバッハは2度結婚して20人もの子どもがいたのに・・・。
65歳になると急に視力が悪くなり失明してしまいます。バッハの担当医に手術を受けますが失敗におわります。
1759年ロンドンで亡くなり、ウェストミンスター寺院に埋葬されました。
ヘンデルの曲で一番有名なのは、何といってもオラトリオ《メサイア》のなかの「ハレルヤ・コーラス」ではないでしょうか?
年末になると、ベートーヴェンの交響曲第9番《合唱》と共に取り上げられることが多いです。
ピアノ教室で触れる曲といえば「調子のよいかじや」でしょうか・・・。きれいなハーモニーで力強さのある曲です。
あなたもヘンデルを聴いてみませんか?